20代女性 うつ病で障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 兵庫県宝塚市

相談者の状況

幼児期の発達検査では発達が遅いなどの指摘はありませんでした。

小学校6年生の時に友だちと会話内容をめぐり喧嘩したことがありましたが、原因は不明でした。
中学校でも大きな問題ごとはありませんでしたが、高校入学後すぐにクラスに馴染めず、不登校になりました。

なんとか単位を取得し3年間で卒業しましたが、その経験は大きな挫折となりました。
大学へ進学しましたが、1年生で途中退学しました。

退学後は事務アルバイトを経て専門学校へ入学しました。 幼少期の頃から楽器の経験があり、音楽関係の仕事を目指します。専門学校で厳しい指導を受けながら努力しましたが、厳しい指導や叱責が続いたことから、自分の自信がなくなり、2年目から気分が落ち込むようになりました。
専門学校を卒業後、音楽関係の仕事には就けず、アルバイトを転々としましたが、どこも長続きせず、精神的な不調もあり途中で辞めていました。勤務中に涙が出ることもあり、心療内科を受診しました。
その後もアルバイトを続けていましたが、思考や行動力の低下、不眠、倦怠感などが続き、外出や入浴も難しい日もありました。

受任から申請(請求)までに行ったこと

受診状況等証明書を取得し、病歴・就労状況等申立書を作成した後に診断書を依頼しました。

診断書の内容を「精神障害ガイドライン」に当てはめると、障害の程度は「1級または2級程度」でした。

診断書の内容や申請(請求)人の体調、日常生活の状況などから、総合的に判断すると「2級相当」と判断しました。

結果¥

年金種類と等級;障害基礎年金2級

年金額:年額780,000円

その他

>>> 障害認定基準 精神の障害

>>> うつ病で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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