2024年7月15日 | 兵庫県伊丹市

相談者の状況

幼少期からおとなしい子どもで、特定の友だちとだけ遊んでいました。他者の言動に非常に敏感な性格で、少しでもキツく言われと心が動揺し、精神状態は不安定になっていました。やんちゃな同級生が先生に怒られるのを見る度に、自分も同じようにされたらどうしようかと考えていました。就寝時に無意識に体がびくつくようになり、「先生から殺される」という幻聴が聞こえ、不眠症のような状態になっていました。頭痛や耳鳴り、幻聴などによって教室に行くことができなくなり、保健室登校をするようになりましたが、保健室に担任の先生が入ってくると過呼吸になってしまいました。

中学校でも不登校が続きました。病院で薬物療法やカウンセリングを受けるようになりましたが、体調面や精神面が不安定な状態は続きました。高校に入学後も同じような状態が続き、高校1年生の2学期から単位制の高校に転校し、卒業することができました。

高校卒業後から週に1日数時間のアルバイトを始めましたが、シフトが増え、朝早い勤務もあったため、体がついていけなくなりました。人との会話が苦手で、シフトを減らして欲しいと伝えてもうまくいかず、母親が会社に電話しなければなりませんでした。障害年金の請求時も環境や外部の刺激に敏感で、予期しない出来事に対する不安が強く、睡眠のリズムは不規則で、昼夜逆転の生活が続いていました。

結果

年金種類と等級；障害基礎年金2級（4年遡及）

その他

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