40代女性 広汎性発達障害・軽度知的障害で障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 兵庫県川西市

相談者の状況

幼少期の頃からひとり遊びばかりしていました。積み木と敷居を電車とレールに見立てて、同じ遊びを長時間していました。習い事では先生の指示を理解できず、他の子についていけませんでした。
小学2年生の頃から学習に遅れが目立つようになりました。文章問題が特に苦手で、2学年下の弟の担任から「弟に追い越される」と言われていました。問題行動も多く、廊下を走り回ったり、トイレ掃除で床を水に浸したりなどして、個人懇談で注意を受けていました。
中学校での成績も悪く、通知簿は5段階で2や1ばかりでした。高校進学時は複数校を受験しましたが、どこも不合格になり、地方の高校に進学しました。学校は、学力の低い子ども達ばかりで、学校や先生達の配慮や見守りがある中で過ごしました。
高校を卒業後は清掃業務に従事しましたが、教えられたことを覚えられずに注意が絶えませんでした。
父親の勧めで介護の専門学校に通ったものの、学業や実習についていけず2年で退学しました。その後、職を転々としましたが、どこの職場でも指示を理解できず、短期間での離職を繰り返していました。

結果

年金種類と等級;障害基礎年金2級

年金額:年額780,000円

その他

>>> 障害認定基準 精神の障害

>>> 広範性発達障害(ADHD・ASD)で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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