兵庫県伊丹市 内反足変形・左足部難治性皮膚潰瘍・左足部骨髄炎で障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 兵庫県伊丹市

相談者の状況

潜在性二分脊椎症(脊髄脂肪腫)の状態で出生しました。脊髄の脂肪腫が神経を圧迫していたため、幼少期に脂肪腫摘出手術を受けました。
内反足の影響で通常の歩行姿勢をとることができず、足の横側が地面に接触した状態だったため、足底に装具をつけて変形を矯正していました。
中学校に入学する頃には、二分脊椎症の経過観察は終了しており、それ以降は病院を受診することはなくなりましたが、内反足による歩行困難は続き、両足や足の指の動作は不器用なままでした。
装具をつけた歩行が可能であったものの、足底が地面に接触する部分が硬くなり、皮膚が傷つきやすくなっていました。硬化した皮膚に傷ができた状態で歩行を続けた結果、傷は悪化して骨にまで達し、強い痛みと熱感を伴うようになりました。この段階で外科診療所を受診し、骨髄炎と診断されました。骨髄炎による骨切り手術を受け、入院治療を開始しましたが、傷はなかなか完治しません。その後、左足部に瘻孔があると診断され、病巣掻爬手術を受け、左短下肢装具を装着することになりましたが、さらに症状が進行したことにより、両足に短下肢装具を装着することとなりました。

短下肢装具をつけながらの生活では、足横に傷がつきやすく、傷ができるたびに病院を受診して処置を受けていましたが、それでも歩行時に足横が接地して傷ができるという状況は変わらず、難治性の皮膚潰瘍と診断され、両足関節の機能が全廃していることが確認されました。

結果

年金種類と等級;障害基礎年金2級

その他

>>> 障害認定基準 下肢の障害

>>> 障害年金の請求(申請)手続きの進め方

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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