20代女性 自閉症スペクトラム障害・他の気分障害(他の二次性障害)で障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 兵庫県川西市

相談者の状況

幼児期の発育検査では特に指摘はなかったが、幼少期から環境の変化に敏感で、自律神経の乱れによる自家中毒を繰り返していました。言葉の発達も遅く、保育園では友だちと遊ぶことが少なく、大人と過ごす時間が多かったようです。
小学校・中学校では普通学級に通っていましたが、集団行動やコミュニケーションが苦手で、休み時間は図書室で過ごすことが多く、持ち物や宿題の忘れも頻繁でした。中学生以降、環境変化のたびに体調を崩し、高校では自傷行為や嘔吐が見られるようになります。高校2年生のときに発達障害を知り、心療内科を受診し、心理検査を受けたところ、ASDとADHDの診断を受けました。
その後、短大進学や特例子会社への就職を経ましたが、環境への適応が難しく、仕事に支障を来し休職、最終的に退職していました。

結果

年金種類と等級;障害基礎年金2級(5年遡及)

その他

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投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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