兵庫県伊丹市 「働いているから無理」と診断書を断られるも、転院して障害厚生年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 兵庫県伊丹市

相談者の状況

前妻との夫婦関係悪化を背景に不眠症状が深刻化しました。当初、Aメンタルクリニックで神経症性不眠と診断され治療を受けましたが症状は改善せず、退職を余儀なくされました。

その後、経済的困窮により通院ができず、知人から薬を譲り受けて凌ぐ不安定な生活が数年続きました。

以前の勤務先より「体調不良時は休んでよい」との特別な配慮を受け再就職しましたが、就業後1時間で帰宅するなど就労は完全にできない状態でした。

再度Aメンタルクリニックを受診して治療を続けていましたが、改善することはなく、意識障害や記憶障害も頻発するようになり、脳の検査を経て、うつ病と診断されました。

現在は、Cクリニックで薬物療法を続けていますが不眠症状は改善していません。日中は強い全身倦怠感、意欲低下、将来への不安が続いています。食事や入浴といった基本的な日常生活動作も一人では億劫で時間を要し、行動の途中で目的を忘れるなど思考力・記憶力の低下も著しい状態でした。

受任から障害年金の請求までに行ったこと

1. 診断書の作成拒否と就労実態の整理

当初、Aメンタルクリニックに診断書を依頼したところ、医師からは「障害年金を受け取れるような病状ではない」として作成を断られました。

その背景には、相談者様が在籍中であったことが影響していました。しかし、実態は会社側の厚意により「体調が悪ければ自由に休める」という極めて限定的な勤務条件であり、一般就労ができる状態ではありませんでした。

初診日が厚生年金加入期間中であるため、労働に著しい制限がある状態であれば「障害厚生年金3級」以上の可能性がある旨を説明しましたが、Aメンタルクリニックでの診断書作成は叶いませんでした。

2. 適切な医療機関への転院と診断書の取得

状況が変わったのは配偶者の行動でした。配偶者自身も別の精神科に通院しており、ご自身のかかりつけ医に現状を相談されました。

これまでの経緯や、現在の就労が「保護的な環境下」であることを伝えたところ、医師より「転院してくれば診断書を書く」と言っていただくことができました。

これにより転院を決断し、実態に即した診断書を作成していただけることになりました。

3. 初診日の証明と申請手続き

転院後のCクリニックにて治療を開始し、信頼関係を築いた上で診断書を取得しました。

医師によって障害の捉え方が異なるケースでしたが、諦めずに「生活実態や就労の制限」を正しく理解してくれる医療機関へ繋げたことが、請求への突破口となりました。

結果

障害厚生年金2級
(兵庫県伊丹市・うつ病エピソード)

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「自分の場合はどうだろう?」と不安に思われた方は、ぜひ一度当事務所へご相談ください。

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投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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