兵庫県川西市 本人請求で不支給 アスペルガー・ADHDで障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所
| 兵庫県川西市
相談者の状況
幼少期より言葉の遅れや多動、衝動性が目立ち、集団生活では「勝手な行動」と叱責されることが日常でした。友人関係を築くことが苦手で、物や金銭を与えて関心を引こうとした結果、トラブルやいじめに発展。中学時代から不登校となり、高校も中退しました。通信制高校卒業後、数回の就労を試みましたが、対人関係の摩擦やミスが続き、いずれも短期間で離職。長年引きこもり状態が続いていました。
その後、父親の介護中にストレスから激しい自傷行為が出現。看護師の勧めで受診し、成人して初めてADHD及びアスペルガー症候群と診断されました。
以前にご自身で障害年金を請求されましたが「程度不該当」として不支給となっており、諦めきれず当事務所へ相談に来られました。
受任から障害年金の請求までに行ったこと
ご自身で請求された際は「障害等級に該当しない」として不支給処分を受けていました。しかし、詳しくお話を伺うと、実際の生活困難度は非常に高く、書類上でその実態が十分に伝わっていなかったことが原因と考えられました。審査請求(不服申し立て)ではなく、「再請求」を行いました。
- 不支給原因の分析と方針決定
前回提出された診断書を確認したところ、障害状態の目安が「3級不該当」となる軽い内容で作られていました。このまま審査請求をしても結果を覆すことは困難と判断し、現在の実態を正しく反映させた診断書を新たに取得し直す方針を立てました。 - 生育歴・病歴の徹底的な洗い出し
幼少期の多動や対人トラブル、学生時代のいじめや不登校、成人後の就労失敗の経緯を詳細にヒアリングしました。発達障害の特性がライフステージごとにどのように社会適応を阻害してきたかを明確にし、「病歴・就労状況等申立書」に詳細に記載しました。 - 主治医への「日常生活状況」の伝達
診察場面だけでは伝わりきらない自宅での様子(自傷行為、金銭管理の困難、対人恐怖など)を詳細なレポートにまとめ、診断書作成依頼時に医師へ渡しました。
その結果、完成した診断書は「日常生活能力の判定」平均3.2、「日常生活能力の程度」(3)となり、2級相当の実態が数値としても正しく反映されました。
結果
障害基礎年金2級
(アスペルガー症候群・ADHD)
諦める前に専門家に相談を
「自分の場合はどうだろう?」と不安に思われた方は、ぜひ一度当事務所へご相談ください。
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