兵庫県川西市 傷病名が統合失調症から双極性感情障害に変更 障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所
| 兵庫県川西市
相談者の状況
幼少期の頃から父親による暴力を受け、小学校ではクラスの女の子たちからいじめを受けていました。小学4年生の頃、周囲から常に見られているような感覚や、悪口を言われているような感覚に悩まされるようになりました。一人で外出することができなくなり、週に一度は学校を休むようになっていました。不登校に近い状態になりかけていましたが、学校を休むと父親の怒りを買い、家でも安心できない状況でした。
中学校の頃も学校や家庭で居場所がなく、気分の落ち込みや「誰かに見られている」という感覚はさらに悪化し、毎日が辛く、出口の見えない苦しい毎日でした。
高校では父親の暴力がさらに酷くなり、気分の浮き沈みが目立つようになり、元気な時と精神的にしんどい時期が交互に訪れるようになりました。気分が高揚している時は授業中でも友だちと話すことが止まらず、クラス内で浮いた存在になることもありました。
大学生の頃には「自分が自分ではないような感覚」「誰かに動かされているような感覚」を持つようになり、気分が落ち込む時期は授業にも出られなくなりました。
心療内科を受診したところ、統合失調症を疑われ、抗精神病薬を処方されましたが、自分では「うつ病」と思い込んでいたため、服薬を拒否していました。
大学を卒業後、父親の暴力から逃れるために保護施設に避難し、その後友人宅で生活を始めましたが、気分の浮き沈みはさらに激しくなりました。眠らずに活動し続けたり、クレジットカードで無計画に買い物をして支払いが滞る一方で、うつ状態の時は涙が止まらず、何もできない日々が続きました。この頃から、自分でも「この状態はおかしい」と思うほどの躁鬱を繰り返していました。
障害年金の申請(請求)時は、医師から「双極性感情障害」と診断され、精神療法と薬物療法を受けていました。
結果
年金種類と等級;障害基礎年金2級
その他
>>> 双極性障害(躁うつ病)で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説
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