大阪府豊中市 重度のうつ病で障害厚生年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

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相談者の状況

法人の役員兼従業員として働いていました。大手取引先との契約見直しにより会社の経営が悪化し、社長からは厳しい営業成績のプレッシャーがかかるようになりました。役員として連日の接待をこなす中、深夜から朝方に帰宅する生活が続き、身体的疲労や無気力感、気分の落ち込みを感じるようになりましたが、忙しさから病院を受診する余裕もありませんでした。

ある日、突然「もうダメだ」「○にたい」と口にしました。これまでにない言動に危機感を抱き、すぐに病院へ連れて行きました。医師から「うつ状態」と診断され、就労不能との判断で休職することとなりました。

自宅では1日中ソファに座り、動くのはトイレに行く時だけでした。通院以外の外出はなく、無気力感と倦怠感で表情も乏しく、下を向いて歩く姿が目立ちました。「車に乗って追突して○んでしまいたい」といった発言があり、医師の勧めで入院することになりました。

4ヶ月間の入院により病状はやや改善しましたが、就労不能の状態は続きました。その後、知人の勧めでリハビリ就労に挑戦しましたが、倦怠感や抑うつ感から業務をこなせませんでした。さらにストレスからアルコール摂取を始め、制御が効かなくなりました。知人に誘われた海外カジノでは判断力の低下により借金をして賭博を行うなど問題行動が目立つようになりました。この状況を受けて再び入院することになり、うつ症状の影響が強いと判断されました。

結果

年金種類と等級;障害厚生年金2級

その他

>>> 障害認定基準 精神の障害

>>> うつ病で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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