兵庫県伊丹市 中等度知的障害 新版K式発達検査(発達指数40)で障害基礎年金1級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

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相談者の状況

幼少期から発達の遅れが見られました。保健師から発達の遅れを指摘され、小学校入学前までは療育通園施設で支援を受けていました。

幼稚園では加配がつき、小学校では特別支援学級に在籍しました。

小学校の入学から卒業まで学校で言葉を発することはなく、家庭でも「ないない」「これ」などの短い語や指差しで意思を示す程度でした。小学4年生になっても声を出すことはなく、「AまたはB」「YESかNO」といった選択肢での質問に指差しで応じていました。注目されると体が固まり、周囲の視線を避ける傾向が強く、給食も自分では食べられず、先生が腕を動かして食べさせる必要がありました。

中学校では特別支援学校に進学します。この頃から特定のTシャツしか着ないようになり、現在も同様のこだわりが続いていました。

高校も特別支援学校に進学します。言葉を発することはなく、会話は指差し、意思表示のカードを使ったコミュニケーションで対応していました。

特別支援学校を卒業後は生活介護事業所に通所し、日中の活動を行っていました。

結果

年金種類と等級;障害基礎年金1級

その他

>>> 知的障害(精神遅滞)で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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