新版K式発達検査 発達指数42 中度知的障害で障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所
| 大阪府能勢町A様
相談者の状況
言葉の発達が遅く、1歳を過ぎても喃語があまり出ず、3歳になってようやく2~3の単語を話せるようになりました。保育園では自分の世界に入り込み、耳に手を当てて何度も同じ場所をグルグルと走り回ることがありました。
小学校では、算数が全くできず、他の生徒との協力が難しく、運動会にも参加できませんでした。小学6年生の全国学力テストでは、学年平均点が下がる恐れがあるため、校長先生からできるだけ欠席するように言われています。
中学1年生の時、養護学校から赴任してきた教師から家庭センターを紹介され、そこで知的障害があることが判明しました。
高校は、学科試験がなく、簡単な面接だけで入学できる学校に進学し、高校を卒業後は生活自立支援学校に通い、集団生活の中でコミュニケーションや社会的マナーを学ぶ日々を送っていました。
受任から申請(請求)までに行ったこと
中学生の時に知的障害と分かりましたが、傷病の性質上定期的に医療機関を受診することなく20歳を迎えていたため診断書を記入してもらう病院探しから始まりました。
1度の診察のみで診断書を書いてもらえるように、両親から詳細に日常生活の生活状況やこれまでの養育歴をヒアリングし、診断書の依頼を行いました。
結果
年金種類と等級;障害基礎年金2級
年金額:年額780,000円
その他
>>> 知的障害(精神遅滞)で障害年金を請求(申請)する方法やポイントを解説
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