50代女性 糖尿病足壊死で障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所
| 大阪府豊中市A様
相談者の状況
2001年6月、市が実施していた健康診断を受けたところ、高血糖を指摘されました。
A病院で食事や運動に関しての指導を受け、薬物療法が開始されることになりました。
初診から4年後に胃痛と食欲不振が続きます。B市立病院で検査を受けると急性膵炎となっていることが分かり、膵臓の負担を減らすためにインスリン治療を始めることになります。
その後、15年間に渡って、複数の医療機関でインスリン療法を続けていました。
2017年3月、右足に怪我をした傷口が化膿して治らないようになりました。
B市立病院を受診すると感染壊死が拡大していると言われ、抗生物質を使用しますが、薬効が切れると途端に高熱になっていました。
医師から右下肢を切断する必要があると言われ、右下肢を切断する手術を受けました。
受任から申請(請求)までに行ったこと
「糖尿病が原因で右下肢を切断」しているため、糖尿病で最初に医師の診察を受けた日を初診日として扱われます。
健康診断で高血糖を指摘され、受診したA病院の診療録はすでに廃棄されていましたが、B市立病院の診療録は保存されており、受診状況等証明書を取得することができました。
受診状況等証明書には、2001年6月の健康診断で高血糖を指摘されたことや薬物療法を開始したことが記載されていたことから初診の時期を特定することができました。
結果
年金種類と等級;障害基礎年金2級
年金額:年額780,000円
その他
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