大阪府池田市 線維筋痛症によるうつ病 障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 大阪府池田市

相談者の状況

20歳の頃から全身の骨格筋系の痛みや、うつ症状、不眠、胃腸症状などの様々な身体症状が出ていました。

漢方薬による治療を受けていましたが、症状が良くなることはなく、体全体に広がる痛み、それに伴う疲労感や倦怠感、不眠などで起き上がれない状態になりました。

治療の経過中に線維筋痛症と診断され、引き続き漢方薬での治療を受けるようになりました。

40歳の頃、日常生活上のトラブルがあり、それによるストレスが加わることによって、うつ症状が悪化し、心療内科を受診しています。
障害年金の申請(請求)時は、外出困難なほどに線維筋痛症の症状は悪化しており、線維筋痛症の治療は中断しており、心療内科の訪問診療により精神療法と薬物療法を受けていました。

受任から申請(請求)までに行ったこと

線維筋痛症の治療をされていなかったため、障害年金の申請(請求)はうつ病で行うことにしました。
問題は、うつ病の初診日がどの時期になるのか分からないことでした。

20歳頃に受診していた病院で受診状況等証明書を取得したところ、傷病名は「長引く全身性の疼痛、慢性疲労症候群の疑い」とされ、「数年前から微熱、倦怠感、体の冷え、体のあちこちの痛み等あり」と記載されているだけで、うつ病に関連するような内容はありません。このため、40歳に受診した心療内科を初診日として障害年金を申請(請求)することにしました。

病歴・就労状況等申立書には20歳の頃からの病歴を記載し、全身性の疼痛から慢性疲労状態となり、抑うつ状態となっている旨を申し立てました。

結果

年金種類と等級;障害基礎年金2級(5年遡及)

その他

>>> 障害認定基準 精神の障害

>>> うつ病で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説

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