WAIS -Ⅳ IQ60 50代男性 軽度知的障害で障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 兵庫県西宮市

相談者の状況

障害福祉相談支援事業所から紹介された方でした。

両親とは死別しており、出生児の状況は分からないのですが、子どもの頃から軽度の構音障害があったようです。小学生の頃は走るのが遅く、勉強は苦手。中学校卒業後は定時制高校に進学しました。いずれの時期も勉強が苦手であまり人とは話をしなかったようです。
高校卒業後に就職しましたが長くは続きはせず、その後も同僚や上司との関係悪化のために、仕事を転々としていました。地域活動支援センターや就労移行支援事業所を経てアルバイトをしたのですが、コミュ二ケーションの不安から仕事は長く続きません。周囲から理解してもらえないという持続的な抑うつ気分のために病院を受診し、WAIS -Ⅳ検査を受けたところIQ60の知的障害であると分かりました。

受任から申請(請求)までに行ったこと

障害年金の申請(請求)時には、十数年間単身生活となっており、審査に影響を与える可能性がありました。このため、病歴・就労状況等申立書とは別に日常生活の状況を詳細に申し立てた書類を添付して障害年金を申請(請求)しました。

結果

年金種類と等級;障害基礎年金2級

年金額:年額780,000円

その他

>>> 障害認定基準 精神の障害

>>> 知的障害(精神遅滞)で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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