50代女性 統合失調感情障害で障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 兵庫県川西市

相談者の状況

以前手続きをした方からの紹介で、申請(請求)人の夫が相談に来られました。

近所の住人から監視されている、盗聴されているように感じていましたが、家族の誰にも相談することなく、アルコールの力を借りて忘れようとしていました。夫が会社から帰宅すると、泥酔している状態が毎日続くようになり、アルコール依存症ではないかと疑って病院を受診させました。医師から、アルコールよりも精神面に問題があり、非常に危険な状態であると言われ、精神科病院に入院することになりました。

退院直後は幻聴や幻覚症状を訴えることがなくなり、飲酒をすることもなくなりました。しかし、1ヶ月ほどすると、「周りから見られている」「知らない人が付いてくる。」などと言うようになりました。その後も様々な幻聴や幻覚が強まり、突然大声を上げるようにもなり、家族ではどうすることもできず、無理やり病院に入院させることになりました。

障害年金の申請(請求)時も入院している状態でしたが、症状は入院前よりは落ち着いているようでした。

受任から申請(請求)までに行ったこと

年金保険料の納付要件は問題なかったため障害年金の申請(請求)手続きを開始しました。

受診状況等証明書を取得し、入院中の病院で診断書を取得しました。

結果

年金種類と等級;障害基礎年金2級

年金額:年額780,000円

その他

>>> 障害認定基準 精神の障害

>>> 統合失調症で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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