30代男性 うつ病で障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 大阪府吹田市

相談者の状況

アニメ製作の会社で働いていました。1 日20時間の労働で、会社にも泊まり込みをするような毎日が続いていたようです。アニメーターから連絡があると、深夜や早朝であっても回収に向かっていたそうです。ある時、仮眠を取っていたらそのまま眠り続け、24時間後に目覚めました。目発めた時には、携帯の着信歴に数十件の通知が入っていました。過労がたたり、車の運転中に「死にたい」「トラックに突っ込んだら死ねるかな」と思うようになってしまい、心療内科を受診されました。

受任から申請(請求)までに行ったこと

就労継続支援B型作業所からの紹介で出張相談をしました。

障害年金の申請(請求)時は両親と同居されており、「両親にこのまま面倒をかける訳にはいかない」「少しでも社会と繋がりを持たなくては」という思いが強く、就労継続支援B型作業所に通所していました。

受診状況等証明書を取得し、病歴・就労状況等申立書の打ち合わせを行いました。

診断書を依頼する際は、受診状況等証明書と病歴・就労状況等申立書を参考資料として提出しています。日常生活能力の判定平均「2.7」日常生活能力の程度(3)となっており、等級の目安は「2級または3級」となっていました。

結果

年金種類と等級;障害基礎年金2級

年金額:年額780,000円

その他

>>> 障害認定基準 精神の障害

>>> うつ病で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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