20代男性 自閉症スペクトラム障害で障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 大阪府茨木市A様

相談者の状況

初語が遅く、3歳で通い始めた体操教室で笛の音に耐えられない聴覚過敏を自覚しました。

小学校では冗談やからかいが理解できずにいじめにあいます。些細なことで興奮してガラスを割る等の衝動行為や自傷行為がありました。

中学高校も同様に衝動行為があり、クラスに馴染めずにいました。

大学ではサークルでも友だちができず、食べ物は残せないため過食するなど融通が効きません。

大学生活に適応困難なために学生相談室に通所していました。大学3年生時に発達障がい者支援センターから紹介された病院で発達検査を受けたところ、自閉症スペクトラム障害と診断されました。

受任から申請(請求)までに行ったこと

障害年金の申請(請求)時は、就労移行支援施設で訓練を受け、契約社員として就職しましたが、職場適応困難で退職された後でした。

就職までに障害年金の申請(請求)を行うことにしました。

診断書の日常生活能力の判定平均は「2.6」、日常生活能力の程度は(4)で等級の目安は2級となっていました。

結果

年金種類と等級;障害基礎年金2級

年金額:年額780,000円

その他

>>> 障害認定基準 精神の障害

>>> 広範性発達障害(ADHD・ASD)で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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