50代女性 筋ジストロフィーで障害基礎年金1級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 兵庫県宝塚市

相談者の状況

障害福祉相談支援事業所から紹介された方でした。

2003年頃に親族が筋強直性ジストロフィーと診断され、不安になって検査を受けたところ、ご自身も筋ジストロフィーの疑いがあると指摘されました。この頃は、手足等に特に不自由はなく、日常生活にも支障がなかったため、定期的に病院を受診することはなかったようです。2008年4月6日、歩行時に体がふらつくようになったためにA病院を受診。筋ジストロフィーとの診断を受け、定期的に通院して経過観察を受けることになりました。

障害年金の申請(請求)時は、自力での歩行は不能となっており、常時介護が必要な状態になっていました。上肢でのあらゆる日常生活の動作もできず、常時介助や介護を必要となっており、訪問看護や訪問リハビリ、訪問入浴などの障害福社サービスや訪問診療を受けている方でした。

受任から申請(請求)までに行ったこと

筋ジストロフィーの疑いを指摘された病院のカルテはすでに廃棄されていたため、筋ジストロフィーと診断を受けたA病院で受診状況等証明書を取得しました。A病院の受診状況等証明書には「平成15年に姉が筋強直性ジストロフィーと診断されていたこと、本人も検査を受けて筋ジストロフィーの疑いを言われたこと」などが記載されていたため、「平成15年」を初診日として障害年金の申請(請求)を行いました。

結果

年金種類と等級;障害基礎年金1級

年金額:年額975,000円

その他

>>> 障害認定基準  肢体の機能の障害

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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