50代男性 原発性肺高血圧症で障害厚生年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所
| 大阪府大阪市
相談者の状況
身体を動かすと息切れを感じるようになりました。最初は労作時に感じる程度でしたが、徐々に症状が進行し、十数メートル歩くだけでも息切れし、休憩しないと歩けない状態になりました。1年後には、自宅の階段や隣の家の階段でも息切れが起こるようになります。
健康状態に異変を感じ、かかりつけ医を受診しました。血液検査でBNP値が高くなっていることがわかり、医師から心不全の可能性があると説明されます。利尿薬が処方されましたが、その後も症状は改善しません。1週間後には呼吸困難に見舞われ、救急要請を行うまでになります。
その後、様々な検査を経て原発性肺高血圧症と診断され、入院治療が始まりました。定期的な通院や検査や治療が続けましたが、症状は悪化し、在宅酸素療法と血管拡張剤のトレプロスチニルを投与していました。
受任から申請(請求)までに行ったこと
初診のかかりつけ医で受診状況等証明書を入手することができました。請求(申請)時に通院していた病院で循環器疾患の診断書を取得しました。障害認定日時点では、就寝時のみ在宅酸素療法を行なっており、心機能分類 (NYHA)はⅡ、異常検査初見では軽度異常が主になっていました。申請(請求)時は、常時(24時間)の在宅酸素療法を受けており、心機能分類 (NYHA)はⅢ、異常検査初見も複数の異常値が確認できました。診断書が完全な内容になるまでに何度も修正依頼を行う必要がありました。
結果
年金種類と等級;障害厚生年金3級(障害認定日) 障害厚生年金2級(申請(請求)日)
その他
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