60代女性 アルツハイマー型認知症で障害厚生年金1級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 兵庫県西宮市A様

相談者の状況

終業時間までに仕事を終えることができず、仕事を家に持ち帰るようになりました。文字が頭に出てこない(文字を忘れている)ようで、数枚の書類を記入するのに何時間もかかっていました。

私生活でも家族が心配するほど物忘れが目立つようになっていたため、認知症医療を受診しました。
医師からアルツハイマー型認知症であると言われ、進行を遅らせるために薬物療法が開始されました。
認知症状は年を追うごとに酷くなっていき、同僚から「自分の仕事以外に彼女の面倒をみれない」と、苦情が続くようになります。会社の責任者と家族で話し合いの結果、職務内容を変更し、負担を軽減させて仕事を継続することになりました。(※ 会社設立時からのスタッフだったため、このような配慮があったようです。)

障害年金を申請(請求)する数年前からは、銀行通帳の暗証番号を忘れ、届出印をどこに直したのか忘れてしまい、お金が出金できないようになっていました。シャワーの使い方が分からない、電化製品(電子レンジ、エアコン、洗濯機、電話機)の操作も分からなくなっていました。

受任から申請(請求)までに行ったこと

障害年金の申請(請求)時は、重度の認知症になっており、日常生活で常時の援助が必要になっていました。障害認定日当時は、フルタイム就労をしていたとはいえ、職場内で多くの配慮を受けており、到底通常の労働が提供されていたと言えない状態でした。このため、会社の責任者に、就労を継続するために職場内で配慮をしていたことや、認知症の症状で気付いたことなどを就労状況申立書として記載していただきました。

結果

年金種類と等級;障害厚生年金1級

年金額:年額1,350,000円 遡及金額2,260,000円(2年遡及)

※ 障害認定日は障害厚生年金2級となり、申請(請求)日は障害厚生年金1級に改定されました。

その他

>>> 障害認定基準 精神の障害

>>> アルツハイマー型認知症で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説

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