WISC-Ⅳ IQ74 軽度知的障害・広汎性発達障害で障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 兵庫県川西市L様

相談者の状況

幼少期から発達面の問題があり、言葉の遅れや集団適応困難がみられましたが、大きな問題はなく経過し、普通科で高校まで進みました。
社会人となって以降は、ひとつの職場に半年もたず、会社を転々としていました。仕事が長続きせず、解雇と同じような状態で辞めさせられることもあって、自分に自信をなくして自宅で引きこもるようになりました。

閉居の間は、インターネットで知り合った人たちとオフ会をすることがありましたが、話がかみ合わず、話題とはまったく違う話をしたり、突拍子もないことも言うなどあって、オフ会の後は必ずと言っていいほど友だち登録を外されていました。希死念慮がでるようになり、両親から病院に連れていかれました。通院の経過中に知的障害、広汎性発達障害があることが分かり、障害に見合う支援やサービスを受けるようになりました。

受任から申請(請求)までに行ったこと

知的障害の場合、障害年金の申請(請求)では受診状況等証明書は必要ありません。病歴・就労状況等申立書を作成した後に診断書を依頼しました。

日常生活能力の判定平均「2.7」日常生活能力の程度(4)となっており、等級の目安は「2級」となっていました。

結果

年金種類と等級;障害基礎年金2級

年金額:年額780,000円

その他

>>> 障害認定基準 精神の障害

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>>> 広範性発達障害(ADHD・ASD)で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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