2024年3月23日 | 大阪府大阪市

相談者の状況

幼い頃から控えめな性格でした。他人と話す際はあまり視線を合わせず、口数も少なかったようです。集団での行動が苦手で、幼稚園に行くのを嫌がり、母親を困らせることがよくありました。

小学校2年生までは友だちとのコミュニケーションがまったくできず、声を出すこともできずにいました。学生時代は友だちとの関わりが難しく、寡黙になり、友人関係や自分の将来に対して悩むようになりました。騒がしい場所では人の声が聞き取れず、会話が難しく、飲食店でアルバイトをすると注文を聞き取れず、ミスが続いていました。

大学を卒業時には、面接が負担になって就職活動ができず、中古車店の事務員として働き始めました。しかし、電話応対が難しく、ミスが多かったため、短期間で退職しました。その後、物流会社に勤めましたが、同様の問題があり、契約が切られました。中華料理店や花屋でのアルバイトなどの様々な仕事をしますが、どこも対応することができず、短期間で退職することを繰り返していました。一人で仕事ができる、乗客とも短時間での関わるだけでよいと考え、タクシー会社に就職しましたが、乗務員としても仕事がうまくできない状態で、体調面でも倦怠感や不眠感があり、仕事への出勤もままならない状況でした。

受任から申請（請求）までに行ったこと

初診日は国民年金の被保険者でだったため、障害基礎年金の申請（請求）なりました。申請（請求）時もタクシー会社に所属しており、社会保険に加入していましたが、精神状態は不安定だったため、月に10日前後しか出勤できませんでした。障害年金の申請（請求）時は、申請（請求）前1年間の給与明細や出勤簿を提出し、就労状況についての申立書を提出しました。

結果

年金種類と等級；障害基礎年金2級

年金額：年額780,000円

その他

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