遡求請求で額改定請求を同時提出 請求日は障害厚生年金2級を確保(自閉スペクトラム症・注意欠陥多動症) | かなみ社会保険労務士事務所 障害年金請求サポートの事例

| 兵庫県伊丹市

幼少期から、並行して行う作業が苦手だった。学校の成績は下位で、場の空気が読めずいじめられた。プリントの裏面に気付かない、人の話が上の空になる、宿題がギリギリになる、片付けられない、忘れ物が多いなど指摘されていた。就職後もミスを繰り返し、不注意から会社に損害を与えて退職。その後も会社に迷惑をかけて解雇されるなどあった。自ら発達障害を疑って精神科を受診。WAISⅢにて自閉スペクトラム症とADHDと診断された。

障害認定日の診断書を取得できたため、遡求請求を行うことにした。障害認定日の診断書は、日常生活能力の判定は、平均2.57 程度は(4)であり、等級の目安は2級相当であったが、一般企業で一般雇用として就労、給与は25万円程度あった。一方、請求日の日常生活能力の判定は、平均3.00 程度は(3)であり、等級の目安は2級相当であったが、就労はしていなかった。

請求時には、請求日に必ず2級を確保するという依頼人の思いがあったため、額改定請求も同時提出することにした。額改定請求を提出することで、仮に請求日も3級にされた場合には審査請求を行うことができる。審査では、障害認定日3級として認定されていた。請求日については、3級の年金証書が送付されてから約3ヶ月後、支給額変更通知書により2級に変更されていた。(障害認定日 障害厚生年金3級+2年遡求 請求日 障害厚生年金2級)

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク理事

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