療育手帳がなくても障害年金を受給できた案件(軽度知的障害) | かなみ事務所 障害年金請求サポートの事例

| 兵庫県川西市

幼少期より学習不振があった。高校を卒業後に2年ほど就労し、その後結婚した。

家事は母親の援助を受けており、対人関係や金銭管理はできなかった。

その後離婚し、パートタイマーとして仕事を転々としていた。

50歳の時に職場の談話室で口にした冗談が大問題になり、弁解するもどんどん悪い方向に取られ、退職することになった。

退職時の精神的ストレスを感じながら就職活動をしたが、どこにも採用されなかった。

家賃や光熱費が払えず、将来の生活のこと、仕事のことなども気になり、精神的にもさらに辛くなっていた。

将来の生活について市役所へ相談に行ったところ、相談員にも分かるような精神面の落ち込みが表情や身体症状に現れており、病院を受診するように勧められた。

 

相談時は、精神障害者保健福祉手帳3級(傷病名は「うつ病」)を取得されていた。

請求時は、市役所の相談員の勧めで受診した病院と請求時の病院が同じだったため、冗談話から退職に至った経緯から「病歴・就労状況等申立書」を作成し、病院に診断書を依頼した。

ところが、取得した診断書にはWAIS-Ⅲで全IQ72とされ、軽度知的障害であると診断されていた。

このため、出生時からの「病歴・就労状況等申立書」を追加作成し、「うつ病」と「知的障害」の両方で「日常生活上で困っていること」についての申し立てを行い、障害年金の請求を行った。

「知的障害」で障害年金を請求するには療育手帳が必要ではないことが証明された案件。(障害基礎年金2級)

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク理事

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