兵庫県川辺郡猪名川町 てんかん・高次脳機能障害で障害厚生年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所
| 兵庫県川辺郡猪名川町
相談者の状況

頭痛が続いていましたが、仕事が忙しく、病院へは行かずに頭痛薬でしのいでいました。1週間後、目覚めると左足が動かなくなっており、家族に連れられて病院を受診しました。検査中にけいれん発作が起こり、そのまま意識を失い、脳出血と診断されました。
左上下肢の麻痺や言語障害が残ったため、理学療法や作業療法、言語聴覚療法などのリハビリを受けていました。左上下肢の麻痺はリハビリによって改善したことから、脳出血の再発予防やてんかん発作の予防を目的とした診療を受けていました。
半年後、ショッピングモールで買い物中、突然左半身が震え、幻聴が聞こえ、頭が真っ白になりました。その後、頭の中で花火が舞うような感覚を覚えた後、意識を失い倒れました。その後も10日おきにけいれんやてんかん発作で意識を失うことが続いたため、抗てんかん薬を変更してもらいました。薬を変えてから発作の頻度は月に1回程度に減りましたが、料理中にけいれんと発作が起こり、包丁を放り投げたまま倒れてしまうなどの症状は依然として続いていました。
また、物を置き忘れることが増え、買ったものを忘れて同じものを何度も購入することや、外出先で帰り道が分からなくなることを医師に相談したところ、脳波検査を受けるように指示され、検査結果で高次脳機能障害があると診断されました。
受任から申請(請求)までに行ったこと
てんかんの場合、発作がないときだけを見れば日常生活に支障が出ているとは言えず、逆に発作時では、身辺の危険とともに日常生活に大きな支障が出ていることになります。診断書を依頼する時は、発作の頻度とともに、日常生活能力の判定の考え方を丁寧に説明しました。
病歴・就労状況等申立書においても、発作が起こった時の状況や頻度、発作がないときには高次脳機能障害により日常生活に支障がでていることを具体的に申立てました。
結果
年金種類と等級;障害厚生年金2級
投稿者プロフィール

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