鈴木ビネー式 IQ73 広汎性発達障害と知的障害で障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 兵庫県宝塚市

相談者の状況

幼少期の頃から多動で衝動性が強く、外出するとよく迷子になっていました。

小学生の頃は、駐輪場や集会場の屋根に上から飛び降りたり、スーパーでお菓子やジュース類を勝手に食べてしまい、自宅のお金を勝手に持ち出すこともありました。

同級生とのトラブルも多く、小学4年生から特別支援学級で過ごすようになりました。

中学生の頃になると異性の興味が強まり、女の子を触ってみたいという衝動を抑えられず、トラブルになっっています。

特別支援学校を卒業後は、就労移行支援事業所に通所されていました。

受任から申請(請求)までに行ったこと

小学生の頃に療育手帳を取得されましたが、広汎性発達障害で交付されたものでした。

広汎性発達障害で障害年金を申請(請求)する場合は、初診日証明が必要になるため、小学4年生の頃に受診したこどもクリニックで受診状況等証明書を取得しました。

受診状況等証明書を取得後に病歴・就労状況等申立書を記載し、診断書の依頼時にそれらの書類を参考資料として提出しました。

診断書の日常生活能力の判定平均は「3.3」、日常生活能力の程度は知的障害の項目に(4)と記載されていました。傷病名も「広汎性発達障害」と「知的障害」が併記されていたため、取得した受診状況等証明書は不要になりました。

結果

年金種類と等級;障害基礎年金2級

年金額:年額780,000円

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