大阪府池田市 初診日から約30年後に障害年金を申請 多発性嚢胞腎で障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

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相談者の状況

高校生の頃、3ヶ月ほど血尿が出続けていたが、部活動の試合に出るために周囲には隠していました。試合が終わった後に母親に血尿のことを話すとすぐに病院に連れて行かれ、採血やCT検査を受けたところ、多発性嚢胞腎だと言われ、激しい運動は控えるように指示されました。

その後、たびたび血尿が出ることがあったが、すぐに止まっていたので病院には行くことはありませんでした。

大学を卒業後、会社の健康診断で高血圧を指摘され、降圧剤の処方が開始され、定期的に検査を受けていましたが、クレアチニン値は次第に上昇し、40歳の頃には、人工透析が必要な状態であるとされました。

受任から申請(請求)までに行ったこと

人工透析で障害年金を申請(請求)する際に一番難しいのが初診日の証明です。多発性嚢胞腎と診断されてから人工透析が必要となるまで30年かかった方でした。

初診日の証明が出てくる可能性が高い大学病院を調査するのに大変苦労しましたが、幸運にも初診日を固めることが可能な証明が取れたことで受給につながりました。

結果

年金種類と等級;障害基礎年金2級

その他

>>> 障害認定基準 腎疾患による障害

>>> 障害年金 初診日の証明ができないとき

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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