舌癌 そしゃく・嚥下機能と言語機能で障害基礎年金1級を受給 | かな社会保険労務士事務所
| 兵庫県神戸市
相談者の状況
口内炎だと思って放置されていましたが、次第に舌全体に痛みを感じるようになりました。歯科口腔外科を受診したところ、すぐに検査をするように言われます。生検検査で舌癌であると分かり、舌と咽頭の全摘手術を受けました。手術から3年後に障害年金のことを知り、弊所に相談されました。
受任から申請(請求)までに行ったこと
歯科口腔外科で受診状況等証明書を取得し、手術された病院で診断書の作成を依頼することになりました。初診日から1ヶ月後に舌と咽頭の全摘出手術を受けているため、手術日を現症日として依頼しました。
そしゃく・嚥下機能の障害は「流動食以外は摂取できない」とされ、音声・言語機能の障害は「発音に関わる機能を喪失するか、話すことや聞いて理解することのどちらか又は両方がほとんどできないため、日常会話が誰とも成立しない」となっていました。
障害の程度は、そしゃく・嚥下機能が2級、言語機能の障害が2級となり、両方の障害が併合されて1級になると判断することができました。
結果
障害基礎年金2級が決定されました。誤審査であることは明らかなため、審査請求を行うことになりました。
誤審査を改めるために審査請求を行う
誤審査は明らかであったため、診断書と障害認定基準を印刷して提出しました。
審査請求から5ヶ月後、担当審査官から「日本年金機構が審査の誤りを認めて処分を変更した」という連絡が弊所にありました。
最終結果
年金種類と等級;障害基礎年金1級
年金額:年額975,000円 遡及金額2,92,000円(3年)
その他
>>> 舌癌で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説
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