肢体障害に眼の障害が併合されて障害基礎年金1級(両眼開放隅角緑内障) | かなみ社会保険労務士事務所

| 兵庫県川辺郡猪名川町

病歴

2013年12月頃から、信号の矢印記号が見えにくいように感じていた。 雨天時には、信号直前まで近づかなければ矢印の向きが分からなかった。

両眼の痛みも同時にあったため、眼鏡が原因かと疑っていた。

2014年2月8日、A眼科を受診して検査を受けたところ眼圧が高値になっていることがわかった。

医師から「典型的な緑内障による眼圧上昇である」と言われ、定期的に通院するようになった。

 

2017年11月に脳梗塞によりB病院に救急搬送された。

入院加療、及び、右上下肢麻痺のリハビチ等が必要になったため、眼科を受診することはなくなった。

 

眼科受診を長期間受診していなかったことから、眼圧が上昇しているのではないかと不安になった。

2019年3月6日、C眼科を受診して検査を受けたところ、両眼とも視野狭窄と視野障害が進行しており、視神経陥凹拡大があると言われた。

障害年金の申請(請求)時には、視野および中心視野については両眼とも中心を除いてほとんど見えない状態になっていた。

 

脳梗塞による上下肢麻痺で障害基礎年金2級を受給中

2017年11月の脳梗塞による右上下肢麻痺で障害基礎年金2級を受給していた。

今回申請(請求)を考えている「両眼開放隅角緑内障」が障害基礎年金2級の障害の程度に相当する場合は、二つの障害を併合して障害基礎年金1級になる。

2022年1月1日に眼の障害認定基準が改正されており、改正後の障害等級では1級程度になるが、改正は2ヶ月後のことであったため、すぐに障害年金を申請(請求)するkとにした。

 

障害は2級程度(※ 2022年1月1日以降は1級程度の障害)

C眼科で診断書を取得したところ、視野および中心視野については両眼とも中心を除いてほとんど見えない状態になっており、障害基礎年金2級に該当すると考えた。

(注)2022年1月1日の眼の障害認定基準の改正により、障害等級は1級程度である。

 

肢体障害に眼の障害が併合され、障害基礎年金1級になる

障害基礎年金を申請(請求)して約3ヶ月後に年金額改定通知書が送付された。

肢体障害に眼の障害が併合され、障害基礎年金1級とされた。

 


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