兵庫県川西市 腎硬化症(人工透析)で障害厚生年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 兵庫県川西市

相談者の状況

人間ドックで尿たんぱくが検出され、精密検査を受けるよう指摘されましたが、体調に異常はなく、仕事も忙しかったため、病院に行きませんでした。

7年後、胃腸の調子が悪く、食欲が低下しました。当初は風邪だと思って様子を見ていましたが、1週間経っても体調が改善しなかったため、自宅近くの病院を受診しました。尿検査などの結果から腎機能に問題がある可能性が指摘され、さらに詳しい検査が必要と言われました。各種検査を受けた結果、高血圧が原因で腎機能が障害されていると診断され、高血圧を予防するための治療と生活習慣の改善を目的に定期的な食事指導を受けるようになりました。

約6年後、人工透析が必要な状態になっていると言われ、人工透析療法が開始されました。

受任から申請(請求)までに行ったこと

人工透析を始めて約1年近く経ってから障害年金の制度を知り、お問合せをいただきました。
自覚症状が出始め、病院を受診したのが約10年前だったため、事後重症請求となりました。事後重症請求の場合、1ヶ月請求が遅れるごとに1ヶ月分の年金を受け取っていただくことができなくなるために、一刻も早く書類を揃え、請求する必要がありました。初診日の証明をすぐに取り寄せ、会社で行った健康診断の結果表を集めるなど、迅速に動いた結果、最初にお問合せをいただいてから1ヶ月で障害年金を申請(請求)することができました。

結果

年金種類と等級;障害厚生年金2級

その他

>>> 障害認定基準 腎疾患による障害

>>> 障害年金の請求(申請)手続きの進め方

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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