兵庫県川西市 前立腺癌・骨盤内臓全摘後で障害厚生年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所/障害年金請求を代行

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相談者の状況

排尿時の血尿を確認しました。すぐに止まりましたが体調に不安を感じ、A泌尿器科クリニックを受診しました。受診時には血尿が止まっていたため、問診のみで診察は終了しました。

約半年後、尿がほとんど出なくなり、B市民病院の救急外来を受診しました。導尿によって排尿し、内服治療を受け、今後の経過観察はA泌尿器科クリニックで行うことになりました。

2ヶ月後に再び血尿が出現したため、同クリニックを受診したところ、前立腺部尿道からの出血が確認され、エコー検査で前立腺肥大を指摘されました。

精密検査のためC市立病院を紹介され、CT検査や前立腺生検、PET検査の結果、前立腺がんと診断され、症例が少ないとのことでD大学病院を紹介受診することになりました。

D大学病院で骨盤内臓全摘および尿路変更術、人工肛門造設を受けました。

受任から障害年金の請求までに行ったこと

障害認定基準では、「人工肛門を増設し、かつ、尿路変更術を施したもの」は2級に認定されると定められています。これは、排便および排尿機能の両方に恒久的な障害が残るため、日常生活への支障が大きいと判断されるためです。

今回の請求人は、初診日から1年6か月を経過する前に手術を受けていたため、障害認定日は「手術後6か月を経過した日」とされいるため、手術日から6か月後の診断書を取得して障害年金の請求を行いました。

結果

年金種類と等級;障害厚生年金2級

その他

>>> 人工肛門や人工膀胱、尿路変更術で障害年金を請求する方法やポイントを解説

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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