初診日・受診歴の記憶なし 双極性感情障害で障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 大阪府池田市A様

相談者の状況

障害のある子供の介護で心身ともに疲弊していました。睡眠を取っても疲労が残ったままです。

次第に不眠が続くようになり、疲労回復がうまくできず、気力や集中力、記憶力などが低下していったため、心療内科を受診して精神療法と薬物療法が始まりました。

初診から5年後、転居を機に無気力感、脱力感が強まり、日常の活動できないようになっていました。家族が学校や会社から帰宅する時刻になっても動くことができず、真っ暗な家の中でうつむいて座っているような状態になっていました。障害年金の申請(請求)時は初診日から20年以上経っていました。

受任から申請(請求)までに行ったこと

初診日が20年以上前で、当時の記憶が曖昧だったため、これまで受診した医療機関を順に遡っていきました。

申請(請求)人の年金加入歴のすべてが第3号被保険者期間であり、保険料納付要件を満たしていたことから、前医の記載のない受診状況等証明書で初診日を確定しました。

結果

年金種類と等級;障害基礎年金2級

年金額:年額780,000円

その他

>>> 障害認定基準 精神の障害

>>> 双極性障害(躁うつ病)で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

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