パーキンソン病により障害厚生年金3級が決定(川西市M様) | かなみ社会保険労務士事務所 障害年金請求サポートの事例
| 兵庫県川西市M様
緊張時に右手が震えているように感じるようになり、次第に右半身全体に震えが広がった。
右半身の震えは日常生活に支障が出るようなものではなかったため、病院を受診することはなく、就労を続けていた。
約3年後、右半身の震えはさらに酷くなっており、パーキンソン病ではないかと疑うようになったが、パーキンソン病と診断されると解雇される恐れがあって病院を受診しなかった。
手の震えは会社の同僚の目からもわかるようになり、上司から病院を受診するように指示されることになった。
脳シンチグラフィーや頭部МRI検査を行ったところ、右半身の振戦、固縮はパーキンソン病であると診断された。
請求時には、薬効がある時でも右手が小刻みに震え、体が固縮し、右手は大きく震える時間帯が多くなっていた。
薬効のある時間帯でも、歩幅は小刻みで足をひきずりながら、ゆっくりと休憩しながらの歩行になっていた。
請求者と何度も打ち合わせを重ね、症状がよくなる時間帯と悪くなる時間帯の表を作り、それぞれの時間帯での体の状態をまとめた書類を作成した。
診断書の作成を医師に依頼する際は、それらの資料を提出し、日常生活の動作の障害の程度を評価してもらった。
(障害厚生年金3級)
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