初診日から40年後に障害年金を申請(請求)50代女性 統合失調症で障害基礎年金1級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 兵庫県川西市F様

相談者の状況

中学3年生の時に特定の男児からいじめをうけていました。高校もその男児と同じクラスになってしまい、精神的に追いつめられていました。

高校1年生の夏休み後から「自分の成績がクラスの皆に知られている。」「クラスの皆が陰で悪口を言っている」など言い出すようになり、学校は休みがちになっていました。

その後も「クラスの皆が私のことを嫌っている」「同級生が私を殴ろうとしてくるようで恐い」など、繰り返し言うようになり、心配をした両親が申請(請求)人を病院に連れて行きました。

医師から統合失調症であると言われ、多量の抗精神病薬が処方されます。抗精神病薬の服用によってアカシジア症状が出現し、同時に不安感や焦燥感などの副作用が生じていました。

その後も「私の悪口を言っている」「私を襲ってくる」などの妄想が続き、不安や焦燥感、恐怖感が憎悪し、興奮状態に陥って自宅の窓ガラスを割ったり、家族に対して暴力や暴言が始まりました。

24歳頃には幻覚や妄想などの目立った症状は少なくなり、元気がなくなり、一日中無為に過ごしていることが多くなりました。

受任から申請(請求)までに行ったこと

当時所属していた行政書士会から紹介された方でした。

発病から40年以上、福祉的なサービスは一切受けず、家族だけで見守り続けていました。
幸いにも初診の頃の病院を申請(請求)時まで変わらず通院されていたため、初診日証明も容易になり、20歳時の診断書も取得することができました。

障害認定日は旧法時代の福祉年金に該当するため、新法への裁定替えなどの審査で時間を要しましたが、遡及請求が認められました。

結果

年金種類と等級;障害基礎年金2級

年金額:年額975,000円 遡及金額4,900,000円(5年遡求)

その他

>>> 障害認定基準 精神の障害

>>> 統合失調症で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説

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