大阪府豊中市 急性大動脈解離で障害厚生年金3級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 大阪府豊中市

相談者の状況

背中に痛みを感じていました。しばらく様子を見ていましたが、痛みが治まらなかったため、救急要請を行いました。造影CT検査を受けた結果、急性大動脈解離と診断され、上行・弓部大動脈人工血管置換術とオープンステントグラフト挿入術を受けました。

受任から申請(請求)までに行ったこと

障害認定基準によれば、胸部大動脈解離により人工血管を挿入し、かつ一般状態区分表の(イ)または(ウ)に該当する場合、3級に認定するとされています。

請求人は、救急搬送された当日に上行・弓部大動脈人工血管置換術を受けていました。

障害年金の障害認定日は、原則として初診日から1年6か月後ですが、初診日から1年6か月を経過する前に人工血管手術を受けた場合、その手術日が障害認定日となります。この方の場合、初診日と障害認定日(人工血管手術)は同じ日になりました。

結果

年金種類と等級;障害厚生年金3級

その他

>>> 障害認定基準 心疾患による障害

>>> 大動脈疾患で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説

投稿者プロフィール

松田康
松田康社会保険労務士 (障害年金専門家)
かなみ社会保険労務士事務所
社会保険労務士 27090237号
年金アドバイザー
NPO法人 障害年金支援ネットワーク会員

このページTOPへ