受診歴が不明 統合失調症により障害基礎年金2級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所
| 兵庫県川西市H様
相談者の状況
子どもの頃から人間関係の構築が困難で、人と争いごとを繰り返していました。
高校を卒業後に就職しますが、どこの職場も長続きせず、転職を繰り返していました。
40歳の頃、自分のことを言われるのではないか、隣家が換気扇をつけて嫌がらせをする、防犯カメラを付けたいなど訴えるようになり、警察にも相談するようになりました。
45歳の頃には首や肩の疼痛や憂うつ、不安を訴えて精神科を受診しています。その後も複数の精神科を受診されますが、医師とトラブルになって短期間での転院を繰り返していました。
受任から申請(請求)までに行ったこと
初診日は10年以上前で初診時期の記憶が曖昧でした。受診回数が1回だけという病院も多くあり、どこの病院が初診なのか分からないということでした。自宅近辺の精神科病院をひとつずつあたっていき、診療録が残っている病院で受診状況等証明書を取得しました。幸いにも、母親が年金保険料の納付を行なっていたため、保険料納付要件は問題なく、前医の記載がない受診状況等証明書で初診日を申し立てることにしました。
結果
年金種類と等級;障害基礎年金2級
年金額:年額780,000円
その他
>>> 統合失調症で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説
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