30代女性 両特発性大腿骨頭壊死症で障害厚生年金3級を受給 | かなみ社会保険労務士事務所

| 福井県

相談者の状況

雪道を歩行中にスリップしてしまい、足をひねって転倒しました。転倒後、右足股関節に痛みはありましたが、足をひねったのが原因だと思っていました。市販の湿布薬を貼っていましたが、痛みは一向に良くならず、右足股関節の痛みは酷くなる一方でした。

病院を受診してレントゲン検査やMRI検査を行ったところ、特発性大腿骨壊死症と言われました。医師からは「大腿骨の骨頭が壊死しているが、現時点ではすぐに手術を行う必要はない」と言われました。鎮痛剤や湿布剤などを処方されて経過観察をされていました。

約1年後、両足の痛みが次第に酷くなり、鎮痛剤も効かないようになっていました。立ち仕事が出来ないぐらいに悪化し、自宅では這って歩くようになりました。

病院でレントゲン検査やMRI検査を行うと、両足の股関節が壊死していると言われ、右股関節に人工骨頭置換術を受ました。

受任から申請(請求)までに行ったこと

診断書を取得したところ、既往症に「潰瘍性大腸炎」と記載があり、両特発性大腿骨頭壊死症の傷病の原因又は誘因は「不明」となっていました。

申請(請求)人は、両特発性大腿骨頭壊死症の初診日から5年前に潰瘍性大腸炎で入院しており、ステロイド治療を2週間受けていました。潰瘍性大腸炎の初診日には国民年金の被保険者であり、特発性大腿骨頭壊死症の初診日は厚生年金の被保険者です。
ステロイド治療と今回の傷病との間に因果関係があるとされた場合は、障害基礎年金の申請(請求)になるため、障害の程度は不該当とされる可能性があります。医師にステロイド治療と両特発性大腿骨頭壊死症の因果関係を確認すると、因果関係は明らかではないということから、その旨を診断書の備考欄に追記してもらいました。病歴・就労状況等申立書には潰瘍性大腸炎の治療の経過を含めて記載しています。

結果

年金種類と等級;障害厚生年金3級

年金額:年額580,000円

その他

>>> 障害認定基準 下肢の障害

>>> 大腿骨骨頭壊死で障害年金を申請(請求)する方法やポイントを解説

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